さっぽろフリースクール完全ガイド

こんにちは。札幌で20年以上、学習塾の講師として多くの不登校のお子さんと保護者の方々に寄り添ってきました。

「うちの子、学校に行けなくなって…フリースクールってどうなんだろう?」
「高校受験に影響はないの?」
「費用はどれくらいかかるの?」

そんな不安を抱えている保護者の方、本当に多いです。でも、大丈夫。札幌市には素晴らしいフリースクールがたくさんあります。

この記事では、札幌市内の主要フリースクール情報を徹底的にリサーチし、費用・特徴・高校受験への影響・選び方のポイントまで、カリスマ講師の視点でわかりやすく解説します。


そもそもフリースクールとは?学校との違い

フリースクールは、何らかの理由で学校に行けない・行かない子どもたちが通う民間の教育施設です。学校教育法で定められた「学校」ではありませんが、文部科学省も不登校児童生徒への重要な学びの場として認めています。

学校との3つの大きな違い

  1. 時間割が自由:一斉授業ではなく、個別・少人数・プロジェクト型など柔軟な学習スタイル
  2. 出席扱い制度がある:条件を満たせば在籍校の出席として認定される
  3. 民間運営:NPO法人、一般社団法人、株式会社などが運営し、独自の教育方針を持つ

フリースクールは「学校に戻るための準備の場」ではなく、**「その子にとっての新しい学びの場」**なのです。


札幌市のフリースクール事情【2026年最新データ】

札幌市が公表している最新データ(令和6年度アンケート)によると、札幌市内には通学型フリースクールが約28校、オンライン対応を含めると38校以上が存在します。

札幌市の特徴

  • 全国トップクラスの充実度:政令指定都市の中でも施設数が多い
  • 多様な選択肢:学習重視型、居場所重視型、体験活動型、訪問型、オンライン型など
  • 行政の支援:札幌市は2012年から「フリースクール等民間施設事業費補助金」を実施(年間160万円〜320万円を施設に補助)

【厳選】札幌市のおすすめフリースクール6校

20年以上の指導経験と最新のリサーチをもとに、特におすすめのフリースクール6校をご紹介します。

1. さっぽろライラック・フリースクール【学習重視型の決定版】

所在地:札幌市中央区大通東4丁目4-43 ベニーレ大通東ビル2F(大通・創成イーストエリア)
対象:小学生・中学生・高校生
費用:月額22,000円(週2回)〜
公式サイトhttps://sapporo-lilac.com/free-school/

おすすめポイント

  • 学び直しに特化:不登校のお子さんの「学び直し」と未来づくりを全力サポート
  • 通信制高校・学習塾との連携:同じ運営母体が通信制高校と学習塾も運営しており、小学生から高校卒業まで一貫したサポート体制
  • 大通・創成イーストの好立地:地下鉄・JRからアクセス良好、札幌駅から徒歩圏内
  • 学習中心のカリキュラム:高校受験・進学を見据えた実践的な学習環境

こんなお子さんにおすすめ

  • 学校の勉強についていけず自信を失っているお子さん
  • 高校受験を意識して、しっかり学力をつけたいお子さん
  • 通信制高校への進学も視野に入れているお子さん

講師コメント:私がさっぽろライラックを特におすすめする理由は、「学び直し」に徹底的にこだわっている点です。不登校のお子さんの多くは、学習の遅れに不安を抱えています。ライラックは学習塾としてのノウハウを活かし、一人ひとりの学力に合わせた丁寧な指導を行っています。高校受験を見据えた実践的なカリキュラムも魅力的です。

札幌フリースクール完全ガイド


2. NEOフリースクール【最先端テクノロジー×自由な学び】

所在地:札幌市北区北39条西5丁目1-15 北電商販サトウビル4階(麻生駅徒歩2分)
対象:中学生・高校生
費用:月額29,800円(入会金・追加料金なし)
公式サイトhttps://neofs.net/

おすすめポイント

  • 最新設備完備:AI・プログラミング・eスポーツ・3Dデザイン・レーザー彫刻機など
  • 完全自由スタイル:時間割なし、自分のペースで好きなことを学べる
  • 出席扱い対応:在籍校との連携で出席扱いの実績多数
  • 明朗会計:月額固定で追加料金なし

こんなお子さんにおすすめ

  • ゲーム・プログラミング・デザインなど、デジタル分野に興味があるお子さん
  • 一斉授業が苦手で、自分のペースで学びたいお子さん
  • 将来のスキルに直結する学びがしたいお子さん

3. 訪問型フリースクール漂流教室【自宅から始められる安心感】

所在地:札幌市中央区南9条西3丁目2-5 南9条ビル603(中島公園駅徒歩1分)
対象:年齢制限なし
費用:月額8,000円(訪問型)、フリースペースは無料
公式サイトhttp://www.hyouryu.com

おすすめポイント

  • 訪問型対応:自宅やカフェなど、お子さんが安心できる場所で始められる
  • 20年以上の実績:NPO法人として長年の支援実績
  • 低価格:月額8,000円から始められ、フリースペースは無料
  • 年齢不問:小学生から高校生まで幅広く対応

こんなお子さんにおすすめ

  • 外出するのが難しい、人が多い場所が苦手なお子さん
  • まずは自宅から小さく始めたいお子さん
  • 経済的負担を抑えたいご家庭

4. 札幌自由が丘学園【30年以上の老舗、安心の実績】

所在地:札幌市東区北8条東1丁目3-10
対象:小学生・中学生
費用:要問い合わせ
公式サイトhttps://www.sapporo-jg.com/free-school/

おすすめポイント

  • 1993年開校:北海道のフリースクールのパイオニア
  • 通信制高校との連携:三和高等学校との連携で高校進学もサポート
  • 多様な活動:学習・体験活動・イベントなどバランスの良いプログラム
  • NPO法人運営:地域に根差した信頼性

こんなお子さんにおすすめ

  • 歴史と実績のある安心できる環境で学びたいお子さん
  • 学習と体験活動のバランスを大切にしたいお子さん
  • 高校進学までの長期的なサポートを求めるお子さん

5. フリースクールそら【超少人数、家庭的な温かさ】

所在地:札幌市中央区南9条西4丁目(中島公園駅徒歩3分)
対象:主に小学生
費用:月額12,000円、入会金10,000円
公式サイトhttps://fs-soracom.wixsite.com/sora

おすすめポイント

  • 定員5名:超少人数制で一人ひとりに丁寧な対応
  • 家庭的な雰囲気:アットホームな環境で安心して過ごせる
  • 体験型学習:自然体験・料理・工作など、五感を使った学び
  • 低価格:月額12,000円とリーズナブル

こんなお子さんにおすすめ

  • 大人数が苦手で、少人数でじっくり関わりたいお子さん
  • 体験を通して学ぶのが好きなお子さん
  • 家庭的な温かい雰囲気を求めているお子さん

6. 星の教室・すきっぷ【星槎グループの安心サポート】

所在地:札幌市北区北11条西4丁目2-3
対象:小学4年生〜中学3年生
費用:週1日18,000円〜、入学金20,000円
公式サイトhttps://seisa.ed.jp/sappkita/freeschool/

おすすめポイント

  • 星槎国際高校運営:全国展開する教育グループの安心感
  • 週1〜5日選択制:お子さんの状態に合わせて柔軟に調整可能
  • 市内2カ所:北区・もみじ台の2カ所で通いやすい
  • 進学サポート:高校進学を見据えた指導体制

こんなお子さんにおすすめ

  • 週1日から少しずつ通い始めたいお子さん
  • 全国展開している教育機関の安心感を求めるご家庭
  • 将来的に星槎国際高校への進学を考えているお子さん

高校受験への影響は?出席扱い制度を徹底解説

出席扱い制度とは

フリースクールに通った日数を、在籍校の出席日数として認定する制度です。文部科学省が1992年に通知を出し、2019年に要件を緩和しました。

出席扱いの3つの条件

  1. 保護者と学校の連携:保護者がフリースクールと在籍校の間で情報共有を行う
  2. 学習内容の適切さ:フリースクールでの学習が適切と判断される
  3. 校長の承認:最終的に在籍校の校長が判断・承認する

北海道の高校受験と内申点

北海道の公立高校入試は、内申点315点満点+当日点500点満点=合計815点満点で評価されます。

  • 内申点の重要性:全体の約39%を占める
  • 出席日数の影響:直接的な配点はないが、内申点算出の参考資料として扱われる
  • 在籍校との連携が鍵:定期テスト受験・課題提出・出席日数の認定など、在籍校とフリースクールの連携次第で内申点への影響は大きく変わる

失敗しない!フリースクールの選び方3つのポイント

ポイント1:必ず見学・体験をする

WEBサイトやパンフレットだけでは絶対にわかりません。実際に足を運び、お子さんの反応を見ることが最も重要です。

  • スタッフの対応は温かいか
  • 他の生徒さんの様子はどうか
  • お子さんが「ここなら通えそう」と感じたか

ポイント2:子ども目線で選ぶ

保護者の希望ではなく、お子さん本人が「行きたい」と思える場所を選んでください。

  • 「ここなら安心できる」
  • 「この人たちと一緒にいたい」
  • 「やってみたいことがある」

こうした気持ちが、再び学び始めるエネルギーになります。

ポイント3:最低3校を比較する

フリースクールには大きく3つのタイプがあります。

  1. 学習重視型:学び直し・受験対策を重視(例:さっぽろライラック、NEO)
  2. 居場所重視型:安心して過ごせる場所づくりを重視(例:そら、漂流教室)
  3. 体験活動型:自然体験・プロジェクト活動を重視(例:自由が丘学園)

それぞれ特徴が大きく異なるので、最低3校を見学・体験して比較することをおすすめします。


今すぐできる3つのアクション

アクション1:気になるスクールのWEBサイトを3つ見る

まずは情報収集から。この記事で紹介した6校の公式サイトをチェックしてみてください。

アクション2:見学・体験の予約をする

ほとんどのフリースクールは無料見学・体験を受け付けています。電話やメールで気軽に問い合わせてみましょう。

アクション3:お子さんと一緒に実際に足を運ぶ

お子さんの意見を聞きながら、一緒に見学に行ってみてください。「ここなら通えそう」という場所が必ず見つかります。


まとめ:フリースクールは「新しい学びの扉」

20年以上、不登校のお子さんと向き合ってきて強く感じることがあります。

それは、「学校に行けない」ことは、決して「学べない」ことではないということです。

フリースクールは、学校に戻るための「準備の場」ではありません。その子にとっての**「新しい学びの扉」**です。

札幌市には、さっぽろライラック・フリースクールをはじめ、お子さんの個性と未来を大切にする素晴らしいフリースクールがたくさんあります。

まずは一歩、見学・体験から始めてみませんか?